更新日:2024/10/01
誰かが喜んでくださる— こんなにも嬉しくまた、私の力になるということを初めて知りました。 - 猪鼻秀俊さん(ご本人)
私の場合は、毎朝20 分程度のウォーキングと週2〜3回のスロージョギングを一人で行うほか、この病気になってから始めたオカリナを奏でたり、仲間と子ども食堂で子供たちの食事を作るなど、充実した日々を送っています。
若い頃はギターを弾いていましたが、たまたま紹介された集いに出席した時の「オカリナを聴きたい」と言ってくださった言葉に動かされ、譜面は読めなかったのですが、独学でオカリナを始めました。今では、私のオカリナを喜び楽しみにしてくださる方が多くなり、折りある毎に吹いています。この病気になってからでも、新しいことにチャレンジできることがあり、誰かが喜んでくださることが、こんなにもうれしいことだったということに気付かされました。
子ども食堂での活動に参加するのは週1回だけですが、それも楽しみのひとつになっています。会社勤めをしていた頃には、炊事などは全くしたことがなかったのですが、仲間とメニューを考え、私たちが作った食事を子供たちが「美味しい」と言って食べてくれる姿を見ることが、大きな励みになっています。家族からも、子ども食堂から帰宅した時は”いい顔しているね”と言われています。
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