この本について
おすすめポイント
- 認知症心理学の研究者が、40年の研究をもとに解説
- ラクに伝わる! 31個の言いかえフレーズを掲載
- 認知症の基礎知識や、ご家族のQ&Aも充実
「何度も言っているでしょ!?」「いいかげんにして!」
認知症の方と話していると、イライラしてついこんなふうに言ってしまうこともあるのではないでしょうか。しかしその言い方ではうまく伝わらないため、同じことを繰り返してさらにストレスが大きくなってしまいます。
本書では、具体的な場面ごとに、認知症の方にスッと伝わる言いかえフレーズを紹介します。認知症の方に伝わりやすい言葉がけができると、コミュニケーションが改善され、結果的にご家族もラクになります。
この本をおすすめしたい方
認知症のご本人とのコミュニケーションに悩むご家族・支援者
介護をする上での考え方や工夫を知りたい方
書籍データ
目次
はじめに
なぜ、言い方が大事なのか
推薦の言葉
認知症と診断されたら、チームをつくろう
第1章 認知症の人の心を理解する
第2章 スッと伝わる言いかえフレーズ
第3章 家族の悩みQandA
第4章 お役立ち情報
おわりに
参考文献
著者
佐藤 眞一
1956年東京生まれ。大阪大学名誉教授。大阪府社会福祉事業団体特別顧問。博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学後、1999年に埼玉医科大学より博士号授与。明治学院大学心理学部教授、マックスプランク研究所上級客員研究員などを経て、2009年に大阪大学教授に就任し、2022年に定年退職。
執筆協力
島影 真奈美
1973年宮城県仙台市生まれ。介護ジャーナリスト。一般社団法人マリーゴールド理事。NPO法人タダカヨ理事。桜美林大学大学院老年学研究科に社会人入学した矢先に、夫の両親の認知症が立て続けに発覚する。認知症介護の実体験をもとに、新聞や雑誌、ウェブメディアなどで執筆をおこなう。
体裁
192ページ
定価
1,500円+税
発売日
2023/12/22
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン