【第8話】突然現れたオトーチャンの旧友。再会を願う彼に伝えた近況と、最後に明かされた意外な言葉とは?

身辺雑記:オトーチャンと認知症
<作品のあらすじ>
仕事中に突然の訪問者があり、「トラブルか叱責か」と身構えるくるねこさん。しかし、そこに立っていたのはオトーチャンを心配して訪ねてきた旧友の男性でした。
オトーチャンが認知症である現状や、デイサービスに通う日々の様子を伝えると、友人は優しく寄り添う言葉を返します。そして別れ際、くるねこさんが思わず「きょとん」としてしまった、オトーチャンの“ある自慢”が明かされます。
もの忘れが気になる・困りごとがあったら、まずは相談を
登場人物の紹介

- オトーチャン(義父(パパ)さん)
妻が亡くなったことをキッカケに認知症の症状が進む。息子夫婦のサポートを受けながら一人暮らしをしている。
- 私(くるねこ大和、ヨメジョ、くるね子)
この漫画の作者。認知症のお義父さんを夫とともに介護している。食事を作る担当。
- 夫
認知症になったオトーチャンの介護を、中心になって行っている。身の回りの世話や、病院やデイサービスの対応を担当している。
【漫画】オトーチャンのお友だち
最近、くるねこさんのことを認識できなくなってきているオトーチャンですが、まだ髪も多く認知機能も保たれていたであろう頃に嫁自慢をしていたとのエピソードを思いがけず知ることになりました。読者としても思わず涙してしまうエピソードですね。
認知症は、その人が大切にしてきたものを少しずつ見えにくくします。でも失われたわけではない。義父の誇りは、友人の記憶の中にちゃんと残っていました。介護する側が「伝わっているのかわからない」と感じ続ける日々の中で、こうして思いがけず届く言葉がある。それが在宅介護を支える、静かな力になることを、この場面は教えてくれます。

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この記事の補足情報
著者情報
- PROFILE/ プロフィール

くるねこ大和
認知症のお義父さま(オトーチャン)の一人暮らしを、夫婦でサポート。その様子を漫画に描き、SNSで公開中。 猫と山羊の漫画家として活躍し、代表作は『くるねこ』シリーズ(KADOKAWA)。 Instagram:kuru0214neko
- PROFILE/ プロフィール

内田 直樹
たろうクリニック 理事長・院長 ■Profile 平成15年 琉球大学医学部卒業、福岡大学病院精神神経科、福岡県立精神医療センター太宰府病院、福岡大学医学部精神医学教室 講師を経て現職。主な著者に「早合点認知症」(サンマーク出版)。 ■所属学会 福岡市在宅医療医会 副会長 NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 常任理事 日本在宅医療連合学会 評議員 認知症の人と家族の会福岡支部 顧問 日本精神神経学会 専門医 指導医 認知症未来共創ハブ サポーター 精神保健指定医 医学博士
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