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マンガ「ぺんぺんなーす」|【第1話】
新人ナースの認知症ケア奮闘記

マンガ「ぺんぺんなーす」|【第1話】

【マンガ】「家に帰りたい」の、その先に

新人看護師・双葉なずなが担当することになった、認知症の症状がある田中さん。

入院中にもかかわらず、「うちに帰らなきゃ」と荷物をまとめ、何度も帰宅しようとします。なずなはそのたびに「まだ退院できません」と伝えますが、田中さんは落ち着かない様子。

そんな中、先輩看護師と話す田中さんの穏やかな表情を見て、なずなは「私はちゃんと田中さんのことを見ていただろうか」と考えます。

「家に帰りたい」という言葉の奥にあった、田中さんの暮らしと思いとは――。

  • 新人看護師の双葉なずなが、入院中の田中さんに元気よくあいさつする。田中さんは、毎日なずなが来てくれるため、自分も元気になりそうだと笑顔で話す。
  • 患者の声を励みに頑張るなずな。ある日、認知症の症状がある田中さんがベッドから一人で立ち上がろうとしているところを見つける。
  • 1人で立ち上がろうとする田中さんに、なずなが転倒の危険を伝える。田中さんは認知症の症状があり、県外で暮らす家族に代わって看護師の見守りを必要としていた。
  • 「うちに帰らなきゃ」と話す田中さんに、なずなが退院はまだ先だと説明し、入院していることを忘れないよう伝える。
  • 入院後、田中さんは落ち着きを失い、「わからない」と繰り返しながら昼夜を問わず帰宅を訴えるようになる。なずなが田中さんと先輩看護師の相川さんを見つめる。
  • 相川さんと話す田中さんの穏やかな表情に、なずなが気づく。なずなは自分が田中さんの「家に帰りたい」という気持ちしか見ていなかったのかもしれないと考える。
  • なずなが、「認知症だから家に帰りたがる人」だと思い込み、田中さん自身を見られていなかったのかもしれないと振り返る。
  • 田中さんが家に帰ろうと荷物をまとめる。なずなは引き止めるだけでなく、田中さんがどこへ行こうとしているのか尋ねる。
  • なずなが、家ではいつも何をしているのか田中さんに尋ねる。田中さんは、子どもたちに食事を作ってあげなければならないと答える。
  • 田中さんは、子どもたちのために肉料理を作り、自分は魚が好きだと楽しそうに話す。なずなは、若いのに魚が好きなのは珍しいと笑顔で応じる。
  • 田中さんが、料理が好きだが最近は子どもたちが帰ってこないため、父親に外食へ連れていってもらおうと話す。その後、なずなたちは田中さんの好きな食べ物について会話を続ける。

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  • 内田 直樹

    【監修医からのコメント】

    「家に帰らなきゃ」と訴える方に事実を伝えて説得しても、不安は深まるばかりです。

    大事なのは説得ではなく納得。そして納得してもらうには、その人がなぜそう言うのかを知る必要があります。

    田中さんの帰宅願望の裏には「子ども達にご飯を作らなきゃ」という母の役割がありました。

    話を聴いて初めて見えた、母としての田中さん。帰宅願望は「止めるべき問題行動」ではなく「その人を知る入り口」だったようです。

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この記事の補足情報

著者情報

  • PROFILE/ プロフィール

    ぷろぺら

    現在進行形で病棟で看護師をしながら看護roo!にて「ぴんとこなーす」を連載中。 いそっぷ社より「ぴんとこなーす」既刊3巻 南山堂より「ナスさんが教える!ぴんとくる消化器外科看護」「ナスさんが答える!ぴんとくるお悩み相談室」を刊行 趣味は筋トレ https://x.com/puropera44

  • PROFILE/ プロフィール

    内田 直樹

    たろうクリニック 理事長・院長 ■Profile 平成15年 琉球大学医学部卒業、福岡大学病院精神神経科、福岡県立精神医療センター太宰府病院、福岡大学医学部精神医学教室 講師を経て現職。主な著者に「早合点認知症」(サンマーク出版)。 たろうクリニックホームページ:https://taro-cl.com/ ■所属学会 日本老年精神医学会 評議員 専門医・指導医 日本在宅医療連合学会 評議員 専門医・指導医 日本精神神経学会 専門医・指導医 日本認知症学会 代議員 みんなのケア情報学会 理事 NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 副会長 福岡市在宅医療医会  副会長 認知症の人と家族の会福岡県支部 顧問

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