【第2話】繰り返し同じことを聞いてくる義父。穏やかに接するための心の持ちようとは?
漫画連載『身辺雑記:オトーチャンと認知症』

身辺雑記:オトーチャンと認知症
<作品のあらすじ>
この連載では、認知症のお義父さまとご家族の日常を漫画家・くるねこ大和さんが描きます。お義父さまにやさしく寄り添いながら向き合っていく様子には、認知症のご本人との接し方のヒントが詰まっています。

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登場人物の紹介

- オトーチャン(義父(パパ)さん)
妻が亡くなったことをキッカケに認知症の症状が進む。息子夫婦のサポートを受けながら一人暮らしをしている。
- 私(くるねこ大和、ヨメジョ、くるね子)
この漫画の作者。認知症のお義父さんを夫とともに介護している。食事を作る担当。
- 夫
認知症になったオトーチャンの介護を、中心になって行っている。身の回りの世話や、病院やデイサービスの対応を担当している。
【漫画】大きいねこ?
認知症のご本人に何度も同じことを聞かれ、思わず苛立ってしまったり時には怒ってしまったりしたご経験がある方も多いのではないでしょうか。
捉え方を少し変えてみることで、穏やかな対応がしやすくなるかもしれません。
「何時までかかる?」とオトーチャンが何度も繰り返すのは、認知症の症状により、新しいことを記憶するのが困難になっているからです。理解力は保たれているので、「2時まで」と聞けば一度は納得するのですが、その記憶が続かないため、すぐにまた同じ質問をしてしまいます。
聞かれる側は「さっきも言ったでしょ」と思いがちですが、ご本人に悪気はなく、聞いたこと自体を忘れているのです。もちろん、夫さんがついイライラしてしまうお気持ちも無理はありません。
この理不尽とも言える状況に、くるねこ大和さんが根気強く対応できる理由。それが、まさに理不尽の代表格である猫たちとの暮らしのおかげだったとは、とても興味深いエピソードです。
この記事の補足情報
著者情報
- PROFILE/ プロフィール

くるねこ大和
認知症のお義父さま(オトーチャン)の一人暮らしを、夫婦でサポート。その様子を漫画に描き、SNSで公開中。 猫と山羊の漫画家として活躍し、代表作は『くるねこ』シリーズ(KADOKAWA)。 Instagram:kuru0214neko
- PROFILE/ プロフィール

内田 直樹
たろうクリニック 理事長・院長 ■Profile 平成15年 琉球大学医学部卒業、福岡大学病院精神神経科、福岡県立精神医療センター太宰府病院、福岡大学医学部精神医学教室 講師を経て現職。主な著者に「早合点認知症」(サンマーク出版)。 ■所属学会 福岡市在宅医療医会 副会長 NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 常任理事 日本在宅医療連合学会 評議員 認知症の人と家族の会福岡支部 顧問 日本精神神経学会 専門医 指導医 認知症未来共創ハブ サポーター 精神保健指定医 医学博士
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