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【書籍紹介】「総合診療かかりつけ医」がこれからの日本の医療に必要だと私は考えます。
更新日:2025-01-08

【書籍紹介】「総合診療かかりつけ医」がこれからの日本の医療に必要だと私は考えます。

【書籍紹介】「総合診療かかりつけ医」がこれからの日本の医療に必要だと私は考えます。

この本について

日本の地域医療が直面している問題と、その解決策としての「総合診療かかりつけ医」の重要性について解説している本です。

背景として、開業医の高齢化や継承者不在により、医療機関の休廃業・解散件数が2023年には709件と、2000年度以降で過去最多を記録しており、将来的な地域医療への影響が懸念されています1

著者は神奈川県綾瀬市で地域住民の4割以上が来院するクリニックを運営しています。その経験を基に、2025年問題や医師の高齢化、後継者不足による医療機関の閉院増加など、地域医療の問題の解決策として「いつでも、なんでも、だれでも まず診る」という「総合診療かかりつけ医」の必要性や、地域医療を守るための具体的な方策について、詳しく論じています。

参考
1, 帝国データバンク:医療機関の「休廃業・解散」動向調査(2023年度).
https://www.tdb.co.jp/resource/files/assets/d4b8e8ee91d1489c9a2abd23a4bb5219/18e9ed8e7058446d81d245cf227d39c2/p240407.pdf
(最終閲覧日:2024年12月24日)

この本をおすすめしたい方

日本の地域医療の現状や課題、将来について関心のある方

目次

序章 日本の地域医療が危ない!

第1章 かかりつけ医が日本で広がらない現状

第2章 医療崩壊を救う「総合診療かかりつけ医」

第3章 私が「総合診療かかりつけ医」になるまで

第4章 総合診療かかりつけ医を目指してください

第5章 若い医師の開業を後押しする教育、政策

著者

菊池 大和

医療法人ONE きくち総合診療クリニック 院長

体裁

四六判、192ページ

定価

1,400円+税

発売日

2024年12月

出版社

現代書林

出版社のホームページ

http://www.gendaishorin.co.jp/book/b653834.html

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